2日ほど前に運命を受け入れた私。

 中学の三者面談で言わなければならない『今学期頑張ったこと』について、一学期も二学期もいきなり「学校に行きたくないのに毎日頑張って登校しました。」と言い切った娘にとって中2はなかなかにしんどい一年だったようです。

軽度ながらもディスレクシアな娘にとって学校のペーパー試験は努力の成果が出にくいもので、頑張ってるだけに苛立ちやら悲しみやら劣等感やらいろんな感情に苛まれることが多いようです。

さらに、一番の仲良しさんが二学期から不登校気味になり、今はかなりの不登校でガッツリ話の合う子がいないとか、クラスの女子のマウント合戦に辟易してるとか、なんやかんやアレコレと彼女にとっては中1の時とは打って変わって超ハードモードになってます。


と、いうのは前置でして。


さらに別の前置を書きます。

私は(途中10年弱のブランクはありつつも)中2からのジャニオタなのですが、前のブログから私を知ってくださってる方にはご承知のことと思いますけれども、関ジャニ∞のファンを10年以上続けております。嵐も大好きですし、他のグループも好きなのですが、FCに入会しCDやDVDをちゃんと購入し年一でコンサートに行く…という入れ込み方をしているのは関ジャニ∞だけです。(嵐は小6の時に娘がコンサートに行きたいと言い出し、同行者もFC会員じゃないとダメだったので入会しましたが。)

それ故に、娘はジャニオタとしての英才教育を3歳から受けております。(←3歳の時、嵐の櫻井くんが初恋)

下手にジャニオタ歴が長い娘にとって、中学生になってからジャニーズの特定グループのファンになった子達との会話は正直なところ『ぬるい』ようなのです。ジャニオタと知られている娘なので、いろんな子が好きになったジャニーズの話をしてきてくれるそうで、勿論楽しく会話はするのですが、どうしても『ぬるい』と感じてしまうため、現状では私とコアなジャニオタ話をしているのが一番面白いという状況らしいのです。

一番仲良しさんは性格的にオタク気質が高く、一年ほど前からジャニーズに興味を持ちだした彼女との会話も楽しいそうですが、やはりまだまだ歴が浅いゆえの知識不足が否めないそうで、早く彼女が深い知見を得ることを娘は心待ちにしているという現状です。




それでは本題に入ります。



ジャニオタあるあるなのかもしれませんが、ある日突然『今まで知っていた他グループけれど、ハマってしまう』ということがあります。

今は公式がYouTubeで動画をアップしてくれているので、カッコイイのもかわいいのも見放題ですから、その確率は以前よりも上がっているのではないかと予想します。

娘はソレでSexyZoneやジャニーズWESTにハマってましたし、私も「あー、このグループいいねぇ。この歌いいねぇ。この子いいねぇ。」となることが何度もありました。これはこれでとても楽しい現象です。


が、しかし。


今回はちょっと、その、強度が違ってるのです。

SixTONESなんですけども、なんと言いますか……超絶ヤバいのです。

セクゾファンの娘にとっては、同年代のセクゾのポジションを思うとSixTONESは脅威でしかなく、怖い怖いとよく口にしていたくらいなのですが、2週間ほど前にうっかり私が動画を1つ見てしまい、面白い面白いと笑ってる私につられて娘もとうとう一緒に公式動画をアレコレ見始めてしまいました。

すると母娘の会話におけるSixTONESの比率が日に日に増えていき、この数日は9割ほどSixTONESについての会話しかしておりません。

「今、お母さんとSixTONESの話をしてる時が一番楽しい!」

と娘は言います。いや、それって中2女子としては良い傾向ではないぞ!と思うのですが、私も娘と共にジャニオタとして蓄積し続けた情報・解析結果を元にあーだこーだと分析しつつ「ここがいいよね!この振り付けのここがいいよね!」などと細かい部分にも感情を持っていかれるのを楽しんでおります。

や、ほんと楽しいですよ。めっちゃ楽しい。同じ趣味で盛り上がることができる子供がいるなんて幸せ過ぎますね。


で、ですね。

コンサートの模様もですね、一部見れるわけですよ。公式から。

YouTubeファンフェスの動画も見れるわけですよ。公式から。



見ちゃったらですね、もう、


「あー。ライブ行きたい。」


が口癖になってしまったのです。私が。

家事しながらも「あー。ライブ行きたい。」と言ってる始末なのですよ。


すると娘が、

「おかーさん!それって一大事なんじゃない!?」と、何かに気づいたようで驚いた口調で言いだしました。

「お母さんさ、どんだけ他グループのことをいいねって言ってもさ、嵐ですらさ、ライブ行きたいライブ行きたいとうわ言みたいに言わなかったよね?一度は行ってみたいな~とは言い続けてたけど。ライブ行くライブ行くって言ってたの、そんなの関ジャニ∞だけやったやん。お母さんにとって関ジャニ∞を超えるグループはもう出ないと思ってたんだけど、もしかして、今、5人の関ジャニ∞のライブとSixTONESのライブのどっちかしか行けないって言われたら、SixTONESの方に行くって言うんじゃない?」

と問いかけてきました。

ちょっと間をおいてから、私は答えました。

「……正直さ、今だったらそうやわ。7人の関ジャニ∞だったら関ジャニ∞だけど。」

「やっぱりかー。すごいなー。お母さんまでがそう思っちゃうなんて、SixTONES強すぎる~~!」

と娘が唸っていました。

そして、娘は続けました。

「嵐が休止して、そのファンがジャニーズWESTに結構流れてる(←担変えというより兼任するという意味かな。)印象があるんやけど、eighterはSixTONESに流れてきてる印象が強いんよね。いろいろ見てると。西のファンと東のファンの交差が起こってるのか?って思っちゃうくらい。(と、ここからの娘の具体的な考察は割愛。)そのファン層の『好みのポイント』が被る他グループに流れやすいというのは当たり前だし、で、お母さんもその流れに乗っかっちゃったね。や、私もだけど。動画見ちゃったらアウトだよねぇ。刺さるところばっかだもん。」

娘なりの情報収集によると、そういう印象が強いのだそうです。ネットを使った情報収集力はもう私より上だな~と感じさせる娘です。

当然ですが単なる娘の印象なので実際のファンの流れは知りませんけれども、観測範囲の中だけでも傾向を読み取っていろいろ分析して(とりあえずでも)何らかの解を出すという力を娘が付けていることが嬉しかったりします。この力って大事だと思うんです。観測範囲を拡げていけばいくほど解への説得力もどんどん増すわけですから、まずはできる範囲でそれができたらいいと思うんです。それができてるな~と、こんなジャニオタ話をしながら娘に感じたのでした。


そして私は、「……なるほど。つまり運命ってわけだね。こりゃもう仕方ない。」と運命を受け入れたのでした。や、20代半ばで子供産んでたらSixTONESのメンバーくらいの歳の子がいるわけでね、私もとうとうここまで来たか…と感慨深いものもあったりなかったり。


とにもかくにも!SixTONESのライブに行きたいですっ!

ファーストアルバムの初回限定盤Bも買っちゃったしね!(まずはとりあえずね!)以上!



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