創造主の叡智を携えて前へ進み続けるのだ。




昨日の午前中に、Skypeでこのワークショップに参加しました。
http://melchiz.com/20180513_dig_intro/

私はマルチプルアバンダンスやマイティピュリフィアを学んではいますが、正式にシータヒーリングのセミナーを受講したことはありません。
ただ、マイティピュリフィアを学んでからはシータヒーリング創始者の本を読んで実践してみたり、シータヒーリングのインストラクターさんが開催してくれたマイティピュリフィアを使ったシータヒーリングの基礎勉強会で学び、実践しております。

シータヒーリングには「掘り下げ」という技法が重要視されていると感じるのですが、その「掘り下げ」について学ぶためのワークショップをkenさんが開催してくださるということを知り、イントロダクションにあたる昨日のワークショップに参加したのでした。


イントロダクションということで、テクニックではなく、そもそも「掘り下げ」とは何か、何のために「掘り下げ」をするのか、というお話だったのですが、この「定義」ともいえるものを最初にしっかり押さえておかないと、そりゃ迷走するよな~、と思いました。(実際、本末転倒になっているヒーラーさんも見受けられるそうです。)

最初に言われて「ああ、なるほど。言われてみればそうやな。」と思ったのですが、しっかり経験を積んだヒーラーなら、クライアントのイシューの根本原因が何であるのかは、は霊視すれば特定できてしまうのだそうです。確かにそうですよね。
しかし、その原因をクライアント本人が自覚する必要がある場合は「掘り下げ」をするのだと聞いて、「掘り下げることで根本原因(土台)を見つける」という言葉の理解が正しくなかったな、と気がつきました。
なので、私自身は「コツコツと掘り下げることですべての問題は解消していく」と思い込んでるフシがあるなー、というのにも気づけました。
それはそれで思い込みでしたね。


さらに興味深かったのが、
ぐるぐるしているだけで、実はもう学びは終わっているものについては、掘り下げは不要というものでした。
そこで、とあるエネルギーワークに長けた知人を思い出しました。
ある時期、彼女はとある問題について自分の中へと掘り下げていったけれど、何も掴めないまま辛かっただけだった…ということを言っていて、彼女はその後「掘り下げをしないままエネルギーを動かすことで現実を変えていく」という手法を極めていきました。
(なお、彼女の選択した手法がどれくらい効果的で、真の学びとの乖離が本当に無いものなのかどうかも、私には検証できませんが、そういう方法があってもいいのかな、と思います。)
ワークショップでお話を聞いていて、おそらく彼女は「ぐるぐるしているだけで終わってしまったもの」に対しての掘り下げをしていたのだろうな、と思ったのです。
その場合は、エネルギー的なアプローチが有効なのでしょう。

というわけで、ここ数年の「彼女ほどの人に、何故掘り下げがうまく機能しなかったのだろう?」という謎に答えを見つけたような気持になりました。
すご~くスッキリしました。




と、すべての解説が終わったところで、「掘り下げ」のデモンストレーションをしましょう、とkenさんがおっしゃって、私が指名されました。

そこで、私はとある問題をピックアップしました。

すると、kenさんは、
「その問題をどう解決したいですか?」と尋ねてくれました。
あくまで私に問題解決の主導権がある、というのを、この質問で感じ取りました。
ヒーラーさんに「えいや!」と問題を解消してもらうわけではないのです。

そこで私は
「石橋を叩いて叩いて、時には叩き壊してしまうのて、やった方が良いと思ったらパッと動ける自分になりたいですね。」と答えました。
このように、問題解決の方向性を絞ったのはクライアント側である私なのです。

それを受けてkenさんは
「どうして石橋を(過剰に)石橋を叩いてしまうのですか?」と問いかけ、
私は、
「20歳からの体調不良が原因ですね。」と答えました。

ここで私は、この延長線上で再び質問が来るものだと思い込んでいたのですが、kenさんは
「13~15歳の時はどうでしたか?」という質問を突然投げかけてきました。
デモンストレーションなので、これは創造主とのチャネリングで得た問いだというのも教えてもらいましたが、この質問には思わず笑ってしまいました。
そこ、くる?と。

7歳で得た科学者になる夢を、14歳のある瞬間に私は諦めたのでした。
そのことを答えると、「どうしてあきらめたのですか?」と質問されました。
実は、この時点で既にkenさんにはイシューの土台が観えていたそうです。

私が
「数学ができないことをテストの点数で自覚し、私は科学者になれないんだと気づいてしまった。科学者になれるのは、学年トップの親友のような子だ、と思った。」と答えると、「それを端的に言うと、どうですか?」と質問してきました。
「私は頭が良くない。頭が悪い。」と答えると、(デモンストレーションなので)kenさんは「これが土台のビリーフですね。」と即座に言いました。


この土台、こっち方面にも影響していたのか~…と、思いつつ、
「このビリーフには気づいていたのですが、どうしても取れなかったんです。」と言うと、
「創造主の観点での【頭が良い】を知らせると良い、と(チャネリングで)来ているので、ダウンロードしていいですか?」と、kenさんが提案してくれたので、もちろんお願いしました。
ここで私の場合は、まずは創造主の観点に合わせることが必要という流れだったようです。

このダウンロードの後に、「【頭が悪い】ということで(人生で)役に立ったことは何ですか?」と質問されました。
頭が悪くても努力すればそれなりの結果は出せるということを知った…と答えたのですが、「他には?」と言われました。
そこで、ちょっと考えて、「(難しい問題や仕事等について、すっと)分からない人の感じ方が分かることができます。」と答えました。
すると、kenさんは
「頭が良い状態になっても、分からない人の感じ方が分かればいいですよね?」と言ってくれたので、「あ!そうですね!」と、何かがポンっと軽く弾けたような感覚になりました。kenさんがその感覚をダウンロードしてくれた上で、
元のビリーフを引き抜いて、「創造主の叡智を携えて前へ進める」というビリーフに置き換えることを提案してくれました。

創造主の叡智を携えて前に進める

この文言は私のど真ん中に突き刺さりました。
ど真ん中ストライクです。
創造主からの文言なので、ど真ん中ストライクで当然なんでしょうけれど、それにしても私にとってはあまりにど真ん中過ぎて驚きました。
「私は賢い」とか「私はやればやっただけできる」とか、そういう文言じゃないんです。創造主の叡智を携えて前に進める、なのです。

ということで、【私は頭が悪い】から【私は創造主の叡智を携えて前に進める】に信念を置き換えてもらいました。

これ、置き換わりました!わぁ~!すごいです!私ってば自分のことをこう思えます!…なんてお気楽なものじゃないです。一瞬のことなので「ヘ?」ってなもんです。
でも1日経ってみて、なんと言いますか……「あ。大丈夫かも。」という感覚になっています。
または、ほんのりと自己信頼感がアップした…というか。
自己信頼というのが、私の人生においての大きな課題の1つであり続けているのですが、それがほんのりとですが、でも確かにアップした感覚があるのです。
私にとってはかなりの変化です。



このデモンストレーションは、ほんの数分でした。
なんて早いんでしょう!
私のエネルギーを読みつつ、創造主にいちいち確認しつつ、kenさんご自身の考えは挟まず押し付けず誘導せず、最低限度の言葉でデモンストレーションのセッションをしてくれたのでした。
一流のヒーラーさんってこうなのね!と驚きました。
ヒーリングは「生まれ持っての才能」というより、「磨き上げた技」なんだなぁ〜、と感じ入りました。






あ。
別に私は職業としてのヒーラーを目指してるわけじゃなくて、あくまで自己探求・成長の方法の1つとしてエネルギーワークを学んでおります。
その結果が他人への奉仕へとつながれば、そんな嬉しいことはありませんが。


あ、あ。
「奉仕」っていうと、無料で何かしてあげる…ってことだと思っちゃいがちだと思うんですけどね、お仕事も奉仕の面って必ずあると思うんですよ。
私心を捨てて力を注ぐこと…って、お仕事の中にもありますもんね。

コメント

人気の投稿